藤が丘幼稚園は創立50周年を記念し、10月26日に園児と保護者向けの集い、27日に関係者対象の式典と祝賀会を実施した。
１９６９年に故・吉浜孝雄氏が開設した同園。開園時は年少３クラス、年長１クラスの計１１６人での船出だったが、今年の春までに７７００人以上の子どもが同園を巣立っていったという。
26日には全園児と保護者が園庭に集まり、バルーンをリリース＝写真。大きな空に子どもたちも羽ばたいていってほしいと願いを込めたバルーン３５０個が空へと飛んで行った。また、卒園児の島田貴裕さんらによる和太鼓ユニット「烈翔（レット）」も演奏し、記念の日に花を添えた。
27日には地域関係者など約１２０人が参加して式典と祝賀会を開催。卒園児の母親、稲葉エミさんが作詞し、同園で音楽指導している波木克己さんが作曲した50周年の記念歌「ゆめのあしあと」を合唱したほか、旧職員が開園当時の思い出を語るなど和やかに行われた。
吉浜美代子理事長は50周年を迎え、「子どもたちには『生き抜く力』を身に付けてほしいといつも考えてきた。将来を担う子どもたちをこれからも引き続き指導していきたい」と話していた。
吉浜憲治園長・美代子理事長
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