区内で介護予防プログラムを行うNPO法人神奈川県転倒予防医学研究会が3月29日、100回目の転倒予防教室をたまプラーザ地域ケアプラザで開催した。朝香好平理事長はあいさつの中で教室の歴史を振り返りながら、「健康で穏やかに、楽しく暮らしていけることを念じて、今後も続けていきたい」と語った。
高齢者の転倒事故による骨折を防ぎ、寝たきりになることを予防しようと同法人が設立されたのは2013年。区内を中心に整骨院グループを経営する朝香理事長が「元気なまま最期を迎える手伝いがしたい」という思いで、同院と縁があった加々美寛子理事=人物風土記で紹介=と活動を開始。17年からはたまプラーザ地域ケアプラザなどを中心に定期的に教室を開催してきた。
節目の当日は地域住民など34人が参加。参加回数に応じた表彰式を行ったほか、腕を回したり片足立ちをしたり簡単にできる運動を実施した。50回以上参加しているという菅原幸市郎さん(86)は「杖をついていたが、参加するようになっていらなくなった」と有意義そうに語り、古屋富江さん(81)は「近くでやってくれて助かる。楽しい」と笑顔だった。
![]() あいさつする朝香理事長
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