横浜で決勝戦などが行われるラグビーW杯を盛り上げようと、区内の商店主ら有志が、試合前に選手が士気を鼓舞するために踊る伝統儀式「ハカ」に挑戦した。動画を公開したメンバーは「多くの人にラグビーに親しみを感じてもらえたら」と意気込む。
「ハカ」はニュージーランドの先住民族、マオリ族伝統の踊りで、戦士が戦いの前に自らの力を誇示し、相手を威嚇する舞踊。ラグビーニュージーランド代表「オールブラックス」が試合前に対戦相手に敬意や感謝の意を表す意味で披露することで有名だ。
今回、ハカを踊るために集まったのは区内の商店主ら21人。ラグビー経験者は3人だったが、「やるからには本気で挑まなければ失礼」と今年3月から練習を開始。架空のチーム「AOBA BLUE LEAVES」を結成し、練習を重ねながら、ジャパンラグビートップリーグのリコーブラックラムズ所属のニュージーランド選手に直接指導も受けて完成度を高めていった。
そして、動画の撮影が5月20日、日本体育大学のラグビー場で行われた。揃いのユニフォームに身を包み、強い雨が降る悪天候にも負けない熱気で声を合わせ、凄みのある踊りを披露したメンバーたち。動画は6月6日に動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされた。
動画を見た学校教諭から「子どもたちに教えてもらえないか」とリクエストされるなど早くも反響が来ているという。チームの代表を務める田原雅さんは「商店主たちが本気で挑んだ踊りをぜひ多くの人に見てもらえたら。今後は要望があれば地域のお祭りに参加したり、踊ってみたい人を募って『300人のハカ』などチャリティーイベントで開いて、その収益金から地域の子どもたちの団体にラグビーボールを寄贈するなど、市民がラグビーに親しむきっかけを作っていけたら」と語る。動画や活動内容はチーム公式サイト【URL】https://aobablueleaves.wordpress.comで確認を。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
<PR>
青葉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|