青葉区を拠点に、エコや地域情報をウェブで発信するNPO法人森ノオト(北原まどか理事長)が「第26回横浜環境活動賞」の市民の部で大賞を受賞し、6月13日に西区の市長公舎で表彰式が行われた。
同賞は、地域で様々な環境活動を積極的に行っている団体、企業、学校などを横浜市が表彰する制度。今回は市民の部で5団体、企業の部で4社、児童・生徒・学生の部で小学校3校が受賞した。
森ノオトは、10年前に北原さんが長女の出産を機に立ち上げ、環境や市民活動への視野を広げる情報発信を仲間とともに続けてきた。近年は環境にとどまらず、福祉や男女共同参画、貧困など多様な社会問題も取材して情報を発信。行政と連携した多世代交流事業や子育て世代向けツアー、地域の生産者との地産地消マルシェなど様々なイベントも行っている。
今回の受賞について北原さんは「これまでの活動が認められて嬉しい。これまで環境を中心に情報を発信してきたが、社会が高度に進展するほど新たな課題が生まれてくる。それを地域全体ですくい取れるよう、小さな拠点や居場所を張り巡らせ、地域全体が『幸せ』となれるよう情報発信していきたい」と語った。
今後はSDGs(持続可能な開発目標)が掲げる17の目標と関連付けた情報発信や、紙媒体の発行もめざしたいとしている。森ノオトHP【URL】http://morinooto.jp/
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