国学院大学が10月14日に行われた「出雲全日本大学選抜駅伝競走」で初優勝し、19日に同大で優勝報告会が開かれた。土方英和主将ら選手6人は集まった約200人に感謝を述べ、前田康弘監督は「全日本、箱根では出雲駅伝の優勝チームとして上の順位をめざしたい」と意気込んだ。
出雲駅伝は全日本大学駅伝、箱根駅伝と並ぶ大学三大駅伝として、また駅伝シーズンの幕開けを飾る大会として知られている。同大会に7年ぶりに出場した国学院大は、1区の藤木宏太選手が5位で好スタートを切ると、2区の中西大翔選手がさらに順位を押し上げてエースの3区浦野雄平選手に3位で襷を渡した。浦野選手も東洋大学や青山学院大学、駒澤大学とのエース対決を戦い抜き、区間記録を更新する快走を披露。後半区間の4区の青木祐人選手、5区の茂原大悟選手も4年生の意地を見せる粘りの走りで襷を繋ぎ、最終6区の土方主将が37秒差を大逆転して初優勝を勝ち取った。
渋谷キャンパスで開かれた優勝報告会には卒業生ら約200人が駆け付け、大きな声援で選手たちを祝福した。前田監督は「令和最初の大会で優勝できたことを誇りに思う」と選手たちをねぎらい、「11月の全日本は3位以内、1月の箱根も総合3位が目標だったが、出雲駅伝の優勝チームとして、堂々ともっと上の順位を目指していきたい」と力強く語った。
今年のチームスローガンに「歴史を変える挑戦〜強さを証明し、さらなる高みへ〜」を掲げる陸上競技部。土方主将は「これからが本当の戦い。全日本、箱根でも結果を出さないとこれまでやってきた意味がない」と意気込む。そして、土方主将と並んで国学院の「ダブルエース」と称される浦野選手は「今回は土方にいいところを持っていかれた。今度は自分がチームを勝たせる走りをしたい」と活躍を誓った。
「被災者に勇気を」
陸上競技部がたまプラーザキャンパスのグラウンドと別に合宿所を構える川崎市高津区の多摩川沿いは、先日の台風19号で大きな浸水被害を受けた。部員たちは台風翌日の朝から自発的に近隣の泥かき作業を手伝った。
土方主将は「いつもお世話になっている地域に恩返しできればという思いで走った。今回の結果が被災された皆さんを少しでも勇気づけられたら」と話していた。
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