桐蔭学園高校ラグビー部が12月27日に東大阪市花園ラグビー場で開幕する「第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会」に出場する。5年連続18回目の出場で、初の単独優勝をめざす。
11月に行われた県予選の決勝で東海大相模を38対14で破り、全国大会出場を決めた同校。過去5回の準優勝、2011年には東福岡高校と引き分けて両校同時優勝を果たしたが、単独優勝が同校の悲願となっている。
今年のスローガン「一心」
1人が突破するのではなくチーム全員がボールを繋ぐ「継続ラグビー」を伝統とする同校。今年のスローガンを「一心」と定め、「一つひとつの練習や試合に心を込め、一心不乱に桐蔭らしさを貫き、そしてチーム全員の心を一つに」という思いを込めた。
今季は春の選抜大会、夏のアシックス杯セブンズでいずれも優勝し、勢いに乗る同校。藤原秀之監督は「まだまだ課題は多い」としながらも、「今年はフォワードに大きい選手も揃い、戦い方の幅が広がった」と手ごたえを話す。1年生からレギュラーとして活躍し、最後の大会に臨む伊藤大祐主将は「花園は一番厳しい大会になる。一つひとつの試合で相手を圧倒する気持ちで、しっかり準備をして、悲願の単独初優勝を果たしたい」と力強く語った。
同校の初戦は30日の午後2時30分から。長崎北陽台高校(長崎代表)と桐生第一高校(群馬)の勝利チームと対戦する。
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