新型コロナウイルス感染症の初期は、普通の風邪の症状と差がない。そのため、同感染症の疑いや風邪等の症状で医療機関を受診した後、緊急的な入院の必要がない軽症者は自宅療養で経過をみていく方針を厚生労働省は示している。
これら対応を受け、青葉区医師会は4月17
日、自宅で療養する際の注意点をまとめた=表。内容は会員医師を通じて自宅で過ごす患者に配布するほか、一般にも広く周知していく方針だ。
表の内容は同医師会内の「新型コロナウイルス感染症対策本部」が作成したもので、同感染症だった場合に備え、感染を拡大させないための注意点や症状が悪化した際の対応を記載している。
同対策本部は「風邪と新型コロナウイルス感染症の初期症状は区別が非常に困難。発熱等の症状を認めたら風邪だからと軽く考えず外出を控えてください。それが感染拡大防止の大きな一歩です」と話している。
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