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医療レポート【3】 がん検診を忘れていませんか? 「コロナ禍でも、がんは進行しています」
「苦しくなく、痛みに配慮した内視鏡検査」がモットーの「たまプラーザ南口胃腸内科クリニック」(平島徹朗院長)。今回は同院の東瑞智(あずま みずとも)医師に、コロナ禍でも検診を受ける大切さを聞いた。
「コロナウイルスの影響で『がん検診』を受ける方が減っています。不要不急の外出自粛の判断から、会社健診、人間ドックの受診を中止している影響だと思います」
最新の統計では、1年間に新たに「がん」と診断された人は98万人で、亡くなった人は37万人にもなる。その中で男性2位、3位がそれぞれ胃、大腸で、女性は1位が大腸、4位が胃というのをご存じだろうか。「大腸がんだけをみても年間5万人以上の方が亡くなられています。5月17日の時点で国内のコロナウイルス感染者数1万6253人、死亡者数は729人。その数だけで考えても圧倒的に『がん』にかかり、亡くなる方が多いのです。胃がん、大腸がんは内視鏡で発見でき、早期発見、治療が非常に重要です。現在、医療従事者のコロナ感染で手術数が抑制され、新規受入れを停止する医療機関もあり、明らかにがん治療にも影響が出ています。コロナ禍でも『がん』は進行を止めてくれません。6月以降は収束が予想されますので、がん検診、内視鏡検査の早めの受診を心掛けて下さい」
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