すすき野地域ケアプラザは6月13日、新型コロナウイルスで休止していた自主事業を再開した。
同ケアプラザは3月より自主事業を中止もしくは延期していたが、緊急事態宣言の解除に加え、地域の高齢者が人と関わりを持たなくなると健康寿命に影響を及ぼすとして、再開に踏み切った。
再開後初めて行われたのは歴史・浮世絵研究会会長で落語家の中村康男さんによる「江戸を中心とした歴史目撃人〜浮世絵に学ぶ〜」。男性は定年後、地域と繋がりを作りにくい傾向があることから男性が興味を持ちやすい歴史をテーマに、同ケアプラザが地元に住む中村さんを講師に依頼したものだ。
同講演は5月9日に1回目を予定していたが中止に。今回は定員50人を18人に減らし、換気・消毒など感染防止対策を徹底した上で行われた。講演では江戸時代に流行し、当時の風俗を描いた浮世絵の素晴らしさだけでなく、浮世絵を過去の記録として見ることで江戸時代の食や文化も説明されていた。
中村さんは自粛期間を振り返り「人と触れ合う大切さを再確認した」と語り、同ケアプラザの小薮基司所長は「地域の人が来ないケアプラザは寂しかった」と話した。
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