緊急事態宣言での外出自粛やウィズコロナ時代の「新しい生活様式」など、この数カ月で私たちの生活は一変した。今回は青葉区を代表する商業施設の一つ、「青葉台東急スクエア」の高橋駒貴(こまき)総支配人に当時の話や今後どう買い物を楽しむべきか聞いた。
「約2カ月に及ぶ営業自粛は我々にとっても初めての経験。6月1日の再開まで非常に難しい判断の連続でした」。青葉台駅前のランドマークとして賑わう同施設では、3月末から週末の営業自粛が始まり、4月7日の緊急事態宣言の発令に伴い、翌日から一部店舗を除き、営業自粛に入った。東日本大震災の時でも翌々日から営業再開した同施設にとってこれだけ長い営業自粛は初めてのことだった。
「感染者の増減など世の中の状況を見ながら再開に向けて準備を進めるなか、多くのお客様から『いつ再開するの』というお声をいただいた。改めて我々が施設を開くこと、ともしびを照らすことの意義を再確認させていただきました」
そして迎えた6月1日の営業再開。小雨交じりの天候ながら、開店前には50人以上の客が列をつくり、再開を喜んだ。7月からは一部店舗を除き通常営業に戻り、多くの客でにぎわっている。
そしてウィズコロナ時代と呼ばれる今後、買い物をどう楽しんだらよいのか。「少人数での来店や入館時の消毒など、お客様へのお願いも増えると思いますが、馴染みの店で商品を選び、スタッフと会話を楽しむ。そんな買い物の楽しさを守れるよう施設としても予防対策を行っていきます」
今年11月には20周年を迎える同施設。「地域に根差した施設として、できれば秋口からはイベントを再開し、地域の皆さまと一緒にお祝いできたら。これからも皆さんが安心して楽しんでお買い物できる施設を目指していきます」
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