横浜田園ロータリークラブの新会長に7月に就任した 松本 茂さん 美しが丘在住 58歳
新型コロナを変革の糧に
○…前例のないコロナ禍の中、どういった社会貢献ができるか模索する日々だ。しかし、そんな時代だからこそ「クラブにいて良かったなと思ってもらい、会員同士でより強固な絆を築いていきたい」と抱負を語る。
○…港北区元石川町の時代から美しが丘在住。電車も通っておらず自然が残っていた頃から、まちの移り変わりを見てきた。山内小、中と進み、翠嵐高校から明治大学へ。テニスサークルで部長を務めるなど青春を謳歌した後はリコーで営業マンに。父が創業した「セントラル産業」を継ぎ、不動産業にまい進してきたが「仕事柄、地域密着。生活できるのも皆様のおかげだから」と地域貢献には積極的。クラブだけではなく、自治会や商店街、法人会などその役職は片手で数えきれない。本業では県宅建協会横浜北支部の支部長も歴任し、多くの時間を地域のために割いてきた。
○…クラブの会員歴は浅いが、中学生に毎年実施している多業種参加の職業講話が印象深いと話す。「中学生も真剣に聞いてくれる。将来を考える機会になれば」とやりがいを話すが、今年度の実施は未定と表情も曇りがちに。人と人とのふれあいができず、奉仕活動の制限も予想されるが、だからこそ今年度のクラブテーマは「変革にチャレンジ!」。コロナ禍を変革の糧と捉え、5年後のクラブ像を戦略的に見据えるほか、「新しい会員制度を考えたい」と仲間づくりにも意欲的だ。
○…昨年秋からゴルフに夢中で、妻と一緒にスクールに通い、コースを楽しむ。長男であるENEOS野球部の松本大希(たいき)選手と長女も含め、「家族4人でゴルフができたら」。モットーは「人間万事塞翁が馬」。幸不幸すべて受け入れ、いつも前向き。笑顔を絶やさず、クラブを引っ張る。
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