神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2020年10月29日 エリアトップへ

寺家ふるさと村四季の家でウェルカムセンター講師を務める 六浦 勉さん 藤沢市在住 74歳

公開:2020年10月29日

  • X
  • LINE
  • hatena

植物と共に寺家の魅力を

 ○…寺家町の自然の魅力を伝えるウェルカムセンター講師として、週に1度、展示物の制作やイベントを企画。月に1度開催するガイドツアーでは、実際に周辺を巡り、植物を中心に歴史などを伝えている。「寺家町の自然の大切さを知ってもらい、少しでも考えてくれる人が増えれば」と優しく微笑む。

 ○…京都府生まれ。小さい頃から野山で遊び、高校1年時に選択した授業がきっかけで生物に興味を持つように。足繁く図書館に通って専門書を読み漁り、進学した東京農業大学で植物について学んだ。論文で学長賞を受賞し、大学院を目指して浪人もしたが、先輩の誘いで横浜市役所に入庁。農家への技術指導のほか、市こども植物園の開園準備とよこはま花と緑のスプリングフェアの開催準備を同時に任された時は1日2時間程しか眠れないほど多忙を極めた。定年後、同園園長に就任。気軽に植物に興味を持ってもらえるような企画を常に考えてきた。

 ○…「集めること」が好きで本物を見たい衝動にいつも駆られるという。「初めての植物に出合えると感激する」と胸を躍らせる。寺家町にある全ての植物を写真に収めることを自分の課題とし、現状9割ほどで完成も見えてきた。「いつか世界で一番大きな花『ラフレシア』を見たい」と夢を膨らませる

 ○…現在は同園のほか藤沢市の植物園でも植物に関する様々な相談に乗っている。休日は200坪の畑で家庭菜園を楽しみ、収穫時には仲間を呼ぶなど公私共に自然に囲まれた生活。寺家町のことを「多くの人の協力で貴重な里山が残されている。ここは大事な市民の財産」と語る。同施設講師になり7年目。今後も多くの人に寺家の魅力を伝えるため、里山を歩き続ける。

青葉区版の人物風土記最新6

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

11月21日

久保 貴英さん

沖縄小林流空手道協会の昇段審査会で錬士六段を取得した

久保 貴英さん

桜台在住 42歳

11月14日

石塚 英彦さん

「かながわ観光親善大使」に就任したお笑いタレントの

石塚 英彦さん

保土ケ谷区出身 62歳

11月7日

市来 利之さん

30年前に制作された青葉区誕生記念ドラマ『青葉物語』でプロデューサーを務めた

市来 利之さん

桂台在住 68歳

10月31日

北川 知彦さん

第23回全国障害者スポーツ大会陸上競技に出場する

北川 知彦さん

桂台在住 56歳

10月24日

石橋 生(いくる)さん

世界遺産検定のマイスターに首席で合格し、アカデミー賞を受賞した

石橋 生(いくる)さん

青葉区在勤 42歳

10月17日

あっとほーむデスク

  • 10月3日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「流涙(涙目)について」 コラム【40】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    11月14日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook