桂小学校6年1組の児童が地域活性化を目的に和菓子店「若野」とコラボレーションし、期間限定どら焼きを商品化。12月2日から販売中だ。
児童が働くことの価値を理解するとともに、コロナ禍の中で地域活性化の助けになればと「総合的な学習の時間」で進められたこの企画。同小の創立25周年記念キャラクター「かつらっピーズ」の焼印を押したどら焼きの商品化やそれにかかる広告宣伝など、児童が企画書を作って同店に提案するなど、本格的だ。焼印の型やチラシ、ポスター制作費などの費用は、すべて児童がプラバンのストラップを作り2個100円で販売して捻出。ようやく販売開始までこぎつけた。
商品名は「かつらっピーズどら焼き」。同店の「横濱どら焼」を小型にしたもので、1個190円(税別)。生地に和糖蜜を使用しており、豊かな風味が特徴。北海道産小豆の自家製あんこも人気だ。購入特典として3月末まではどら焼きを1つ買うごとに、児童が作った同店限定のプラバンを1つプレゼント。
同店の中野孝道代表取締役は「子どもたちが声を掛けてくれたことがうれしい」と感謝を語り、児童リーダーの瀬上倫葉さんと副リーダーの岡田幸輝君は「(どら焼き販売で)桂小の名前を知られるようになるのがうれしい」「桂のまちの活性化に貢献できたら」と、購入を呼び掛けている。
同店は松風台35の18、営業時間は午前10時から午後5時(火曜定休)。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|