桐蔭学園高校のラグビー部とサッカー部が、年末に開幕する「第100回全国高校ラグビーフットボール大会」と「第99回全国高校サッカー選手権大会」にそれぞれ神奈川県代表として出場する。ラグビー部初戦は12月27日、茨城県代表の茗溪学園高校。サッカー部初戦は31日、福岡県代表の東福岡高校。
連覇狙うラグビー部
前回の第99回大会で悲願の単独優勝を果たし、今回の第100回大会で初の連覇を目指しているラグビー部。
11月15日にニッパツ三ツ沢球技場(神奈川区)で行われた神奈川県予選決勝では東海大相模高校を19対17で破り、優勝。6年連続19回目となる全国大会への出場を決めた。
東大阪市花園ラグビー場で行われる全国大会には史上最多の63校が出場。桐蔭学園は大会初日となる27日午後1時15分から茨城県代表の茗溪学園高校と対戦。決勝戦は1月9日だ。
ラグビー部のキャプテン、佐藤健次君は「周りを生かしつつ、自分の持ち味であるアタックでチームの攻撃のリズムを作りたい」とし、「コロナ禍で身体を大きくしたので、全国でどこまで通用するか試したい」とコメントした。
激戦区制したサッカー部
11月28日にニッパツ三ツ沢球技場で行われた選手権の神奈川県2次予選決勝で、桐光学園高校を3対2で破ったサッカー部。全国屈指の激戦区を制し、3年ぶり10回目となる選手権への出場を決めた。
東京都2校を含む、各都道府県の代表48校が出場する選手権。桐蔭学園は大会初日となる31日午後0時5分から福岡県代表の東福岡高校と等々力陸上競技場(川崎市中原区)で対戦する。決勝は1月11日、埼玉スタジアム2002(さいたま市)で行われる。
サッカー部のキャプテン、中島駿乃介君は「全国大会では、これまで支えてくださっている方々や、応援してくださる方々への感謝の気持ちを持ち、自分たちの試合を観て勇気を与えられるように全国制覇を目指します」と話している。
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