シリーズ「横浜市の中学校給食」(1) 市政報告【15】 市民の望む中学校給食を‼ 横浜市会議員 田中ゆき
私は2019年4月の横浜市会議員選挙にて、「中学校給食の実現」を公約に掲げました。
私の掲げた中学校給食の実現とは、青葉区の皆様からも多くお声を頂いている「小学校の時と同様、生徒全員が栄養バランスの整った、温かい給食を食べる」というものです。
横浜市は21年4月から中学校給食の実施を決めました。そう聞くと、多くの方は「ついに横浜市も小学校と同様の中学校給食を始めるのだ」とお感じになられるのではないでしょうか。しかし、今回の給食の実施とは、「ハマ弁」を学校給食法上の「給食」に位置付ける、つまり選択制のデリバリー型給食の実施という内容です。
「ハマ弁」が「給食」に位置付けられることで改善される点もあります。保護者負担額が食材費のみとなる(人件費等は市が負担)、国産比率アップ等の質の向上、栄養面・衛生面の強化等です。しかし、選択制であり全員喫食でないこと、希望する生徒全員に供給しなければならないが、最大供給量が30%しかない等の課題があります。
市民の皆様が望む中学校給食の実現にはまだ至っていないのが現状です。今後も市の中学校給食の動向についてシリーズ化し、皆様に分かりやすくお伝えすると共に、皆様の声を市政へ届けて行きたいと思います。
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