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青葉区版 公開:2021年2月18日 エリアトップへ

青葉区在住dokukinokoさん ゆるキャラで最優秀賞 【Web限定記事】いじめ・自殺防止コンテスト

社会

公開:2021年2月18日

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  NPO法人「再チャレンジ東京」が主催する第8回いじめ・自殺防止コンテストの「ゆるキャラ部門」で、青葉区在住のイラストレーター、dokukinoko(どくきのこ)さんの作品=写真=が最優秀賞に選ばれた。

 同コンテストは子どものいじめと自殺撲滅を目指す啓発活動の一環として行われているもの。ゆるキャラのほか、作文や標語、ポスター、楽曲といった部門別でコンテストが実施され、審査員には俳優の榎木孝明さんらが名を連ねている。主催者によると、今年度は全体で3000件を超える応募があったという。

 どくきのこさんは今回が初めての応募。最優秀賞に「自分が受賞するとは思っていなかったので、うれしい」と感想を話す。今年はコロナ禍のため、表彰式は中止となり、1月31日付の表彰状が2月上旬に送られてきたという。応募作品は地球がハートを抱きしめているもので、「いじめられ、今が辛い境遇でも、勇気を持って飛び出せば必ず自分を受け止めてくれる場所や人が地球上には必ずある。今いる場所が全てではなく、世界は広い。命はたった1つの宝物」というメッセージを込めたものだという。また、いじめる側の子どもに対しても「不安やストレスを抱えているのかもしれない」と話しつつ、「いじめたことで取り返しのつかないことになれば、自分も厳しい状況になる。狭い世界でフラストレーションを感じているのなら、広い世界に目を向けてほしい」と思いを語った。

 いじめられた経験も

 母として子育て中のどくきのこさん。自身も小学5年生から中学3年生まで、クラスにいじめがある環境で生活し、上履きを隠されるなど、いじめられるターゲットになったこともあったという。不安定な気持ちで思春期を過ごした経験から、子どもには同じ思いをさせたくないという気持ちが強くあり、それがコンテスト応募の動機にもなったと話す。子どもは現在山内小学校に通っており、保護者として同小のいじめ防止活動にも参加しているという。

 ゆるキャラ部門の最優秀賞には計5人が選ばれ、主催者によるとどくきのこさんの作品は東京都立や区立の小中高の学校にポスターとなって配布されるという。

 どくきのこさんのウェブサイトはこちら。【URL】https://dokukinoko1000.wixsite.com/dokukinoko

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