意見広告・議会報告
シリーズ「横浜市の中学校給食」(2) 市政報告【16】 市民の望む中学校給食を‼ 横浜市会議員 田中ゆき
先月号では中学校の配達弁当「ハマ弁」が4月から選択制デリバリー型給食として提供が始まることをお伝えしました。
私はハマ弁を中学校給食にするのではなく、小学校のように生徒全員が食べる栄養バランスの整った温かい給食こそが、市民の皆様がより望む中学校給食のあるべき姿と考えます。
横浜市も小学校と同様の給食を中学校で実施する方法を検討した経緯があります。その結果、給食室を建設できるスペースのある学校が少ないこと、近隣小学校の調理余力を活用しても必要食数を満たせないこと、給食センター用地の確保が困難なことから実現不可と結論付けました。
例えば、青葉区には中学校が13校ありますが、敷地内に給食室を建設(自校方式)できるのは7校、近隣小学校の調理余力で実施(親子方式)できるのは2校。残りの4校はどちらも不可で、給食センター(センター方式)による調理、配送が必要です。
給食センターは建築基準法上、「工場」扱いとなるため建設できる地域が制限され、住居地域の多い横浜市では用地確保が課題です。他都市では用途地域を変更して給食センターを整備している事例もあります。横浜市においても、様々な手法を検討し、市民の望む中学校給食の実現を目指したいと思います。
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