桜台のチアリーディングチーム「AOBA DOLPHIN STARS」が、5月1日に発表された全国選手権大会の2部門で初優勝と5位入賞に輝いた。コロナ禍で練習が制限される中の快挙にメンバーは笑顔で喜んだ。
同チームは「ドルフィンスターチアリーディングスクール」(長谷裕子代表)に通う生徒でつくるチーム。チアリーディング団体のUSAジャパン主催の大会に2018年から出場し、19年には全国選手権大会にあたる「USAオールスターナショナルズ」の部門別で3位入賞も果たした。
昨年の同大会は新型コロナの影響で中止に。2年ぶりの今大会は映像審査で行われ、同チームは小学生以下対象のユース編成、チアリーディング部門のレベル1スモールAと、難易度の高いレベル2の2部門に出場。2分以内の演技で審査が行われ、コロナ禍のため「スタンツ」と呼ばれる組体操は禁止、距離を保ちながら側転などの床運動での連動や美しさなどを競った。
各地区大会を勝ち抜いた23チームで争われたレベル1で優勝したチームのサブキャプテンを務めた鈴木希さん(11)は「映像で他のチームがすごく上手で心配だったけれど、優勝できて嬉しかった。次の大会ではレベル2に挑戦したい」と喜びを語った。同チームで初めてのレベル2への挑戦で5位入賞を果たしたチームの井上紗希さん(12)は「最後まで笑顔で演技するのが大変だったけれど、5位入賞できて嬉しかった。夏の大会はスタンツができるので悔いのないよう練習していきたい」と笑顔で話した。長谷代表は「コロナで大変だったが、皆が地道に練習に励んできた成果。今回の結果を自信にして更なる高みを目指していきたい」と話した。
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