青葉区体育協会(菊池侃二会長)は5月20日、2021年度総会を青葉区役所で開催=写真=し、団体名称を「青葉区スポーツ協会」へと変更した。菊池会長は加盟団体がコロナ禍で活動が難しくなっていることにふれつつ、改めて地域の活性化や健康づくりに意欲を示した。
同協会は青葉区が緑区から分区した1994年11月6日に設立。現在は競技ごとに17団体が加盟し、スポーツとレクリエーションの振興に努めている。例年は区民まつりへの参加や区民マラソンの運営、スポーツ人の集いの開催など各種事業も行っている。
今回の名称変更は、上部団体の日本体育協会が18年に「日本スポーツ協会」へと変更していることを受けたもの。20年には横浜市体育協会も「横浜市スポーツ協会」となっており、関係する区ごとの団体も変更に至った。名称変更に関して団体の役割・目的などに変更はなく、また、役員人事も総会で承認を得た菊池会長が継続して代表を務める。
菊池会長は名称変更に関して「市も18区もすべて『スポーツ協会』に統一していく方向。みんなが足並みを揃え、コロナ禍の苦しい状況で、地域の活性化や健康づくりに取り組んでいきたい」と語った。
「長寿日本一のために」
総会の中で菊池会長は「(新型コロナウイルスで)昨年来、スポーツができる施設が使えなくなり、17団体の仲間が活動できていない。小中学生や高校生は学校で体を動かすことはできるが、働いている30代や40代、高齢者が運動をできない状況だ」と説明。「青葉区は男性長寿日本一だが、その要因はスポーツができる環境がある、ということも大きいと思う。新型コロナはいつか終息すると思うので、各団体は何とか地域スポーツ、生涯スポーツをしっかり続け、男女とも長寿日本一になれるようにやっていければ」と語った。
総会には17団体の代表者や小澤明夫区長、青葉区連合自治会長会の関根宏一会長、顧問の市会議員らが出席。名称変更以外に20年度の事業報告と決算報告、21年度の事業計画と予算なども審議され、すべて賛成多数で可決された。
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