(一社)神奈川県洋菓子協会主催の作品展がこのほど藤沢市で行われ、田奈町でセリーヌ洋菓子店を営む大森正巳さん=中面「人物風土記」で紹介=の作品が特別部門「藤沢市長が選ぶセーリング作品」の藤沢市長賞に選ばれた。
同部門は藤沢市江の島で行われる東京オリンピックのセーリング競技にちなんで設けられたもの。県内のパティシエが腕を競う作品展に大森さんは初出品で入賞。受賞作はマジパンといわれるアーモンドと砂糖をペースト状にして練り合せた材料やシュガーペースト、スポンジで作られている。大きさは約20cm四方。小ぶりでも躍動感を出すため、セーリング競技で動きが大きいターンの瞬間を表現した。「競技中の必死さが伝わるように」と選手の表情にもこだわり、あらゆるセーリングの画像を観察しながら制作したという。
「周りにも感謝」
制作時間は練習も含め約1カ月。2カ月前に急きょ出品を決め、創業者の父・敬志さんや妻の和美さんに意見をもらいながら作品の精度を上げていったという。「(もし賞に)入れたらいいなという感じだったので、賞をいただき嬉しい。アドバイスをくれた周りにも感謝したい」と語った。
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