横浜市は、経済的理由や様々な要因で生理用品の確保が困難な「生理の貧困」問題に対応するため、防災備蓄品を活用して生理用品1600パック(約3万5千枚)を無償提供する。市内3カ所にある男女共同参画センターなどで行われ、8月からは市役所でも無料提供が始まる。
青葉区では「アートフォーラムあざみ野」の2階事務室で7月8日(木)から40パック(40人分)を配布する。無くなり次第終了。「名前や住所などを聞くことはないので、必要な人は安心して取りに来てください」と同施設の白藤香織館長は話している。
また、市はオイテル株式会社(東京都品川区)と連携し、「女性の個室トイレにおける生理用ナプキンの無料提供サービスOiTr(オイテル)」事業を開始する。市役所やアートフォーラムあざみ野、横浜市立大学の一部トイレの個室に同社の機器を設置し、利用者が無料アプリをスマートフォンにダウンロードして機器に近づけることで生理用ナプキンを無料で入手できる。開始は市役所とアートフォーラムが8月以降、市大は9月以降を予定する。
市は今後も横浜駅東口地下街や市の関連施設、市内大学等で同サービスを広げていきたいとしている。
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