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青葉区版 公開:2021年7月22日 エリアトップへ

緑が丘中出身泉谷駿介選手 「感動させる走りを」 陸上110ⅿHで五輪へ

スポーツ

公開:2021年7月22日

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東京五輪代表の泉谷選手=順天堂大学提供
東京五輪代表の泉谷選手=順天堂大学提供

 東京オリンピックの男子陸上競技110ⅿH(ハードル)に、緑が丘中学校=青葉区千草台=出身で、順天堂大学4年の泉谷駿介選手が出場する。代表選考を兼ねた6月の日本陸上競技選手権大会で13秒06の日本新記録で優勝した勢いをそのままに、大舞台に挑む。

緑中で陸上部に

 山下小学校=緑区=に通い、サッカー少年だった泉谷選手。「先生に『足が速いから陸上をやれば』と勧められた」ことで、緑が丘中では陸上部へ。3年時に四種競技に取り組むも県大会出場はできない成績だった。

 才能が開花したのは武相高校時代。体が大きくなり、筋肉もついてきたことから八種競技に本格的に挑戦すると、2年時には全国高校総合体育大会に出場。5342点で14位となった。3年時には国民体育大会の神奈川県代表として110ⅿHで13秒51で3位、三段跳で15m11を記録して6位入賞を果たしている。

 順天堂大進学後は、2018年のU20世界陸上競技選手権大会に110mHで出場し、13秒38で銅メダルを獲得。同年のU20日本陸上競技選手権大会では110mHでU20日本新記録となる13秒19で優勝した。三段跳も15m89で優勝し、2冠を達成するなど、順調にステップアップしてきた。

決勝進出狙う

 7月8日の記者会見で「初出場のオリンピックで、しっかり自分らしい走りができればいいと思う。シニアの世界大会は初なので自分の実力を測れる良い機会。決勝へ進んで感動させる走りをしたい」と意気込みを話した泉谷選手。横浜の子どもたちには「ハードルは腰までの高さがある。それをすれすれで飛び越えるアスリートの技術を見てほしい」と語った。

 緑が丘中で当時陸上部顧問をしていた上田菊代さんは「素直で練習が大好きな選手だった。五輪代表に内定して周囲はメダル、メダルと言うと思うが、自分が立てた目標に向かって、五輪の舞台でもしっかり頑張ってほしい」と期待を込めた。

予選は8月3日

 陸上男子110ⅿハードルは8月3日に予選、4日に準決勝、5日に決勝が行われる。
 



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