3年に1度開催される日本最大級のダンスの祭典「Dance Dance Dance@YOKOHAMA2021」(DDD21)の市民参加プログラムに市ケ尾高校ダンス部が出演する。世界的ハウスダンサーのMiyuさんによる振付指導を受け、9月26日に都筑区のららぽーと横浜で行われる本番に向けて日々練習を重ねている。
DDD21の市民参加プログラム「横浜ダンスパラダイス」では、約350組の市民ダンサーとゲストのプロダンサーが10月16日までの週末を中心に、市内の商業施設などのオープンスペースで観覧無料のステージを繰り広げる。
その中で、今回同部が出演するのは次世代育成を目的としたステージ。全国大会8度の出場経験があり、高校生らしい元気さと華やかさを特徴とする同部が世界的ハウスダンサーMiyuさんと夢のコラボステージを披露する。
講師のMiyuさんは、世界最高峰のダンスバトルで優勝経験のあるハウスダンスの実力者。今回、ダンスのジャンルでも難しいとされ、上半身だけでなく足元の細かく素早い動きを必要とするハウスダンスを振付から指導している。8月25日には同校で初練習が行われ、振付からポジション確認まで終始楽しく活気あふれる雰囲気で練習が行われた。最後にはMiyuさん自らが振りのポイントを1つひとつ丁寧に実践しながら説明。部員たちは、その様子を食い入るように見つめていた。
今回ハウスダンス初挑戦となる同部。部長の貝田明日美さんは約2時間の練習を終え、「初めてのハウスダンスは難しかったですが、優しく丁寧に教えていただきました」と話した。また、世界的なプロダンサーから直接指導を受け、「こんな機会は中々ないので幸せな時間でした」と振り返った。Miyuさんは「練習を通して高校生からパワーを貰いました。スキルやテクニックはもちろん、なによりもダンスの楽しさを伝えたいです」と話し、「ハウスダンスは初めてにも関わらずスムーズに練習が進み、元気いっぱいでやる気に溢れていました。これからの練習も楽しみです」と笑顔で語った。
今回の振付のテーマは「ダンサーの踊っているときの楽しさが観客に伝わるように」。Miyuさんは「まずは、踊っている本人が楽しんでほしい」と話した。本番は9月26日(日)にららぽーと横浜で午後1時から15分間。コラボパフォーマンスのほか、ソロ、インタビュー・トークも行われる。観覧無料。
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