東京パラリンピック車いすバスケットボール男子で、銀メダルを獲得した古澤拓也選手(25)=(株)WOWOW所属=が9月16日、母校の桐蔭横浜大学を表敬訪問した。
今年3月に同大スポーツ健康政策学部を卒業し、パラリンピック初出場を果たした古澤選手。在学中は古澤選手の学業と競技を両立させるため、学生らで「チーム古澤」を結成。古澤選手をサポートする傍ら、学生たちも古澤選手から学んだり、マネジメント業なども経験するなど、互いに成長する機会になっていたという。
溝上慎一学長は「素晴らしい快挙。古澤選手の活躍、関わった人の活動や経験をレガシーにしていきたい」と称え、古澤選手は関係者に「競技人生の基盤となる、代表トップレベルの練習が大学で学びながらできました」と感謝を述べた。
3年後のパリに向け
古澤選手は今大会で世界トップレベルのチェアワークとハンドリング技術を生かし、ミドルや3ポイントシューターとして活躍。車いすバスケ初となる銀メダル獲得に貢献。「一心になってみんなで獲れたメダル。こういう経験をもっとしたいと思える瞬間だった」と振り返った。3年後のパリ大会に向け、「大会では重要な部分のシュートを任されることも多く、そこを決めきれる選手になれるよう練習を行っていきたい」と金メダルを見据え、更なる活躍を誓っていた。
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