やさしい街あざみ野実行委員会(根岸里香実行委員長)は9月26日、「認知症の人にやさしい街プロジェクト」のクロージングイベントを鉄町の桐蔭学園アカデミウムで開催した。
あざみ野地域を認知症の人が生活しやすい地域にしようと、今年3月に始まった同プロジェクト。9月には世界アルツハイマー月間にあわせ、地域で認知症サポーター養成講座やキャンドルナイトなどの啓発活動を行ってきた。
その集大成となったクロージングイベント。同プロジェクトに参画する桐蔭学園の溝上慎一理事長がアクティブシニアや認知症予防をテーマに基調講演を行った。今回のプロジェクトについて語るパネルディスカッションも開かれ、あざみ野商店会協同組合の黒沼勤代表理事、類似の取り組みを先駆的に行う六角橋商店街連合会の石原孝一会長ら5人が登壇した。プロジェクトを通して多様なつながりが生まれ、商店会、教育機関、ケアプラザなどに取り組みの輪が急拡大したことなどが成果に挙げられた。
根岸実行委員長は「多くの方々の協力と理解があってできたこと。今後は当事者からも話を聞きつつ、じっくりと住みやすいまちづくりを進めたい」と感謝を述べた。
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