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11月22日
梅が丘自治会(佃小夜子会長)が防災の取り組みに力を入れている。コロナ禍で防災訓練などが出来ない中でも、独自の動画「防災紙芝居」などを作成して発信し、住民に災害への備えを呼びかけている。
対象エリアに約2500世帯がある同自治会。防災動画の前身となったのは、10年ほど前から地域の防災訓練で披露していた紙芝居だ。「訓練の時に口頭で説明するよりも、イラストを交えたほうが分かりやすいと思って」と語るのは同自治会防災部の宮下恵美子さん。自宅で用意すべき備蓄品や避難時の注意点等を見やすくデザインし、作り変えながら活用してきた。
しかし、昨年からのコロナ禍で防災訓練ができず、隣近所の顔合わせも減った。そこで、紙芝居を動画にすることで、家に居ながらも防災について考え、住民同士が交流を図る機会になればと考えた。
そして、紙芝居を元に防災部の横山真也さんが動画を作成。リニューアルされた同自治会HPや動画投稿サイトYouTubeで見ることができる。「避難所について」「在宅避難の備え」など現在3本が公開中で、1本5分前後。
これまでも災害時の安否確認を玄関先で知らせる「大丈夫手ぬぐい」や「防災訓練レポート」を各戸に配布するなど様々な取り組みを行ってきた同自治会。細井美広副会長は「災害はコロナ禍でも待ってくれない。動画で一人でも多くの方に関心を持ってもらえたら」と呼びかける。佃会長は「防災は生活している中で一番重要。これまで尽力してくれた方々の経験も活かし、今後も取り組みを進めていきたい」と話した。YouTubeの動画は「梅が丘 防災紙芝居」で検索。
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