意見広告・議会報告
市政報告号外 あの日から1年。今後も民意を市政に 横浜市会議員 田中ゆき
今からちょうど1年前の2020年11月4日はカジノIR誘致の賛否を問う住民投票条例制定を求める署名活動の最終日でした。私も「民意を市政に反映すべき」と必死の思いで、カジノ反対の市民の皆さんと共に2カ月間休むことなく署名活動を行いました。結果として法定必要数の3倍超の19万3193筆もの署名が集まったことは、お一人お一人の市民の力が市政を動かす大きな原動力となりうることを肌身で感じた出来事でした。
一方、私自身、議会で「カジノ反対の市民の声に耳を傾けるべき」と訴えても民意に向き合わない市長の姿勢、また今年1月の議会で、カジノIRを推進する自民党系会派と公明党の反対により条例案が否決された瞬間は、民意が反映されない市政に憤りと悲しみを覚えました。
しかし、19万3193筆もの市民の思いは8月の市長選に大きな影響を与えました。8名の候補者のうち6名がカジノ反対で立候補、これまで推進派であった市議の多くも反対の候補者を応援する選挙戦となりました。山中竹春市長誕生によりカジノIR誘致は中止となりましたが、誘致を巡る民意を無視した市政運営、約6億2700万円の税支出は看過できません。2度とこのような市政を繰り返さぬよう、市長、市議は襟を正して市政に取組むべきです。
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