東急バス株式会社青葉台営業所は11月5日、脳血管疾患や事故などで後遺症のある人を対象に、改めてバスの利用法を伝える教室を開催した。
当日参加をしたのはNPO法人横浜市中途障害者地域活動センター「青葉の風」が実施しているリハビリ教室の4人とその家族。同営業所がノンステップバスとワンステップバスの2台を用意し、乗降時の高さの違いを体験したほか、車いすの乗降方法、車いすの固定などを学んだ。また、運転席に座り、実際にどのくらいの死角があるのかなども確かめていた。最後は急ブレーキ体験も行われ、立っている場合は手すり2点で体を保持する大切さも学んだ。
参加者からは「元々バスの乗車に不安はなかったが、ステップの高さの違いも確認できて良かった」などの声があった。
同営業所の雨宮信示助役は「運転手は障害者の方に対する訓練をきちんと受けているので問題はない。青葉区も高齢化が進み、障害のある方も増えているが、こういった取り組みを通じて外出を支援したい」と振り返っていた。
![]() 車内では車いすを固定
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