多年にわたり申告納税制度の普及発展に功績のあった緑税務署管内(青葉区・緑区・都筑区)の個人・団体等に対する表彰状の贈呈が11月15日、同署で行われた。
当日は東京国税局長表彰を受けた緑納税貯蓄組合連合会の田中良和会長と、桐蔭学園の神谷博氏をはじめ、個人14人、2団体が受彰した。
田中会長は上部団体の全国納税貯蓄組合連合会と国税庁が主催する中学生の「税についての作文」の周知や募集に取り組んだことなどが評価された。過去には滞納税額が多かった時代があったものの、現在は少なくなっていることについてもふれ、「中学生のころから作文を通じて納税の大切さを伝えてきた結果ではないか」と話していた。
神谷氏は緑税務署の協力の下、租税教室を継続して実施してきたこと等が評価された。神谷氏は公民の教科書で租税を扱うのは数ページだけであると話し、同校では租税教室を道徳教育の一環として実施していると説明。神谷氏は「何のために税が必要なのか、税を納めるのかを伝え、日本を支える若者になってほしい」と思いを語った。
そのほかの被表彰者12人・2団体は以下の通り。敬称略。
【緑税務署長表彰】▽河合恵子(みどり青色申告会)▽小林覚(同)▽齋藤健一(緑法人会)▽武藤利明(同)▽森義明(同)【緑税務署長感謝状】▽石井秀幸(緑間税会)▽市川宰 (緑法人会)▽大久保和男(同)▽奥富豊(みどり青色申告会)▽佐々木愃(同)▽高木博子(緑納税貯蓄組合連合会)▽森谷和史(横浜小売酒販組合緑支部)▽東日本旅客鉃道(株)長津田駅【租税教育推進校等税務署長感謝状】▽横浜市立荏田西小学校
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