国学院大学たまプラーザキャンパスで4月16日、福岡ソフトバンクホークス前監督の工藤公康氏を招き、「潜在能力を引き出す力」がテーマの講演会が行われた。オンライン参加も合わせ、学生や一般参加者ら約400人が耳を傾けた。主催は、同大学人間開発学部地域ヘルスプロモーションセンター(富田一誠センター長)。
工藤氏は、幼少期の体験やプロ時代、監督時代の選手とのエピソードを交えながら潜在能力について持論を展開。「つらいことや一見意味のないようなことでも挑戦することが大切。時間がなくても我慢してやり続けることで、自分でも思っていない能力が引き出せる」と締めくくった。
質疑応答の時間には、同大学硬式野球部の部員が「プロはなぜけがをしないのか。1年通して戦える体になるには」と質問。工藤氏は「プロもけがを抱えている。けがとどう向き合うかが大切」とアドバイスを送った。
同センターは、自らの可能性を切り開いてもらおうと、Bloomingレクチャー「達人から学ぶ人間開発 〜自分を拓く、未来を拓く〜」と題する講演会を今回初めて企画した。毎年春に続けていく予定という。
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