社会奉仕団体「横浜あざみロータリークラブ」(RC)の新会長に7月、小野邊薫さん(73)=写真=が就任した。2022-23年度の活動方針について聞いた。
今年で創立32年目を迎える同クラブ。あざみ野中学校での職業講話や被災地支援コンサートなど地域で奉仕活動を行ってきた。コロナ禍で月2回行っている例会場の確保が難しく、就任後「例会はクラブ活動の基盤となる場所」と会場探しに奔走。「無事に決まり安心している。さまざまな人たちと親睦を深め、刺激し合える場。そこでの学びを広げていきたい」
現在、会員数は14人と決して多くはない。「だからこそ、何をやるにも全員で取り組む。活発な意見が出る明るい雰囲気で活動が行えている」という。
同クラブには、約15年前に入会した。大病を患い、地域や職場の支えで社会復帰できた経験から「今度は自分の番」と入会を決意。都内の外資系企業に務めていた経験から、同クラブでは留学生のサポートを行ってきた。小野邊さんは「これからを担う若者の人生に関われることがうれしい。同じ熱量で楽しんでいる」と話す。
大切にしている言葉は、勉強中の中国語「笑一笑、十年少」。笑うと十年若返るという意味で、小野邊さんは「いつも楽しく前向きに生きることが若々しさの秘訣」と話す。「大変なときこそ笑顔がクラブのあるべき姿」とし、目指すは地域に根差した奉仕活動。「地域と向き合い古きを重んじ新しいものも取り込んでいきたい」
青葉区版のローカルニュース最新6件
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|
|
|