神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2022年8月4日 エリアトップへ

ボランティアスクール・横浜みどりの学校ひまわりで「地球儀教室」を開催する 松澤 杏奈さん 青葉区出身 18歳

公開:2022年8月4日

  • X
  • LINE
  • hatena

悩み学んで、道を拓く

 ○…昨秋から通っているオランダの国際高校の夏休みで帰国中。ひまわりで小中学生を対象に、各国の級友とオンラインでつないだ交流体験を企画している。日本で国際交流の機会を持ちたいという思いと、教科書の暗記ではなく自分の力で興味を広げる面白さを伝えたいとオランダで感じたことがきっかけだ。「留学を迷っていた子が決断してくれたり、変化がうれしい」とはにかむ。

 ○…中学時代にひまわりの存在を知り、手伝うように。「学校に行きたくないと思ったことはなかったけど、そうじゃない子もいると知って教育に興味を持った」と振り返る。中学3年ではインドにボランティアへ。マザー・テレサの「愛の反対は無関心」という言葉を胸に訪れたが現地で物乞いをされても何もできず、「私は無知。世界を知りたい」と誓った。直後のコロナ流行で留学手段が限られていたが、無事に約100の地域から生徒が集まる学校の入学権と奨学金資格を得た。「オランダでは、いろんな人に揉まれて自分を見失いそうになったこともあったし勉強は大変だけど毎日頑張っています」

 ○…小3で、『アナと雪の女王』の主人公「Anna」の綴りが自身の名前と同じだと気付き海外に親近感を抱いた。以来、英語学習に夢中。留学までを過ごした青葉区には両親と弟、犬2匹に家族で孵化させた烏骨鶏(うこっけい)4羽が暮らす。「次は友人も連れて帰省したい」

 ○…留学して約1年。「自分の視点に自信がなかったけど授業で意見を出し合う皆を見て、人と違うのは当たり前で恐れる必要はないと知った」と、悩み学びながら精神的に成長している。将来は模索中だが「考えることをやめず型にもはまらず、挑戦し続ける人でありたいです」。今この経験が糧になると信じて。

青葉区版の人物風土記最新6

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

11月21日

久保 貴英さん

沖縄小林流空手道協会の昇段審査会で錬士六段を取得した

久保 貴英さん

桜台在住 42歳

11月14日

石塚 英彦さん

「かながわ観光親善大使」に就任したお笑いタレントの

石塚 英彦さん

保土ケ谷区出身 62歳

11月7日

市来 利之さん

30年前に制作された青葉区誕生記念ドラマ『青葉物語』でプロデューサーを務めた

市来 利之さん

桂台在住 68歳

10月31日

北川 知彦さん

第23回全国障害者スポーツ大会陸上競技に出場する

北川 知彦さん

桂台在住 56歳

10月24日

石橋 生(いくる)さん

世界遺産検定のマイスターに首席で合格し、アカデミー賞を受賞した

石橋 生(いくる)さん

青葉区在勤 42歳

10月17日

あっとほーむデスク

  • 10月3日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「流涙(涙目)について」 コラム【40】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    11月14日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook