中日本高速オートサービス(株)東京支店(下谷本町)の社員5人が人命救助をしたとして、7月21日に青葉消防署から感謝状が贈呈された。
5月17日、事務室での休憩中に社員の一人が意識を失って倒れた。その場に居合わせた5人で即座に役割分担をし、応急手当普及員の資格を持つ三浦真二さんが備え付けのAEDで救命措置。右田あかねさんが119番通報をした。弦間正行さん、立花勝英さん、森山那智さんもタイムキーパーや救急車の誘導など臨機応変に対応。三浦さんは「救急車が到着するのは約8分後と分かっていたので冷静に対応できた」と振り返る。
救命措置の甲斐あって同署の到着時には呼吸と心拍が確認でき、救急車の中では意識も戻ったという。倒れた社員は入院を経て6月中旬から仕事復帰も果たしており、「早期の適切な救命措置で助けていただいた。感謝の念でいっぱい」と話している。
感謝状の贈呈式は同支店で実施。一人ひとりに感謝状を手渡した同署の家田昌利副署長は「救急車が到着するまで不安だったと思うが、皆さんの勇気ある行動が命を救い、社会復帰にもつなげることができた」と5人を称えた。代表してあいさつした同社の杉山勝広部長は「今回のことで備えの大切さを再認識した。今後、社内でも救命措置の研修を実施していきたい」と話した。
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