貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立
11月23日
青葉区内で実施されている「あおば子ども食堂」に7月、ピザーラ青葉台店・たまプラーザ店がピザを無料提供した。
同食堂は地域の居場所機能や困難を抱えている子どものために、ふれあい青葉と、もえぎ野・さつきが丘・美しが丘地域ケアプラザの4カ所で毎週水曜日の夕方、おにぎりと具沢山の味噌汁を子ども100円、大人200円で提供している。
ピザの無料提供はピザーラ両店舗のマネージャーで、区内出身でもある出澤哲さんが同食堂の活動を知り、地域貢献として主催者に協力を申し出たもの。感染症対策で食品配布に切り替えていた美しが丘地域ケアプラザを除き、7月13日に2カ所、27日に1カ所ピザが宅配された。
27日にピザが届けられたもえぎ野地域ケアプラザでは、ピザに合うようにパンやサラダ、野菜炒め、スープを用意。子どもたちは普段と違う特別メニューをおいしそうに食べていた=写真。主催者である同食堂実行委員会の三村徳子代表は「子どもたちも喜んでいる。本当にありがたい」と感謝。出澤さんは「年に何度か子どもたちにピザを提供できれば」と話し、「他の飲食店にも協力の輪が広がってくれたら」と思いを語った。
中高生ボランティアも
当日は青少年の地域活動拠点「あおばコミュニティ・テラス」を通じて中学生、高校生のボランティア3人、サポート役の大学生1人もボランティアで参加。中学2年生の野口明日美さんは「地域奉仕の精神の中で、人と人との関わりができればと思い、参加した。会場の雰囲気は明るく、子どもと話もできた」と振り返っていた。
食堂休止、食品配布に
同食堂は新型コロナの急拡大を受け、8月から飲食提供を休止し、全会場で食品配布に切り替える。手軽に食べられる1食分を無料配布。時間は会場で異なるため問い合わせを。毎週水曜の概ね午後5時から6時半頃。(問)同食堂実行委員会【電話】045・972・7018
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
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