横浜市では、市が定めた時間や職員配置等の基準を満たし、認定を受けた幼稚園・認定こども園で「横浜市私立幼稚園等預かり保育事業」(市型預かり保育)を実施している。市内在住の園児の保護者が就労や病気などで、園の正規教育時間の前後に家庭で保育ができない場合に利用が可能だ。
保育時間は原則、平日午前7時30分から午後6時30分まで。土曜日は午前7時30分から午後3時30分となる。一部、午後6時30分以降の延長保育を行っている園もある。
同事業には「通常型」と「平日型」があり、通常型は平日に加え土曜や夏休み等の長期休業期間も対応。一方、平日型は土曜休園、夏休み期間にも最大5日間休園する。年末年始は両型とも休園となる。
保護者負担は「幼児教育・保育の無償化」に伴い、3歳〜5歳児クラスまでと満3歳児の市民税非課税世帯は無償(満3歳児の市民税課税世帯は対象外)。
青葉区内では18園が同事業認定園として預かり保育を実施している(通常型か平日型かは各園で異なるので個別に確認を)。利用には保護者の労働状況などの条件があり、保育の必要性に関して、横浜市から認定を受ける必要がある。
各園とも特色のある教育を行っている。共働きなどの場合に保育所だけを選択肢にするのではなく、3歳〜5歳の場合は幼稚園、認定こども園の預かり保育の利用も検討してはいかがだろうか。
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