障害者施設「青葉 杜の葉」に併設しているうどん屋「やじろべえ」(恩田町971の3)。コロナ禍の休業を経て7月に週2日営業を再開、10月17日から週3日に営業日を増やすなど、少しずつ日常を取り戻している。
同施設は社会福祉法人「湧翠会(ゆうすいかい)」(高橋忠夫理事長)が運営し、知的障害者の生活介護と就労継続支援B型の機能を持つ。その利用者が社会に出るための実習の場となっているのが同店だ。現在は利用者の新井歩さん(36)ら2人が、職員の指導を受けながら接客や配膳を担当している。コロナ禍前の週5日営業には戻っていないが、再開後は常連客や新しい客も増えているという。
同店は月・火・水曜日の午前11時から午後2時(LO30分前)の営業。冷たい「ざる」と温かい「かけ」があり、モロヘイヤかシイタケを練り込んだうどんが選べる。地元産野菜の天ぷら5種とデザートが付いて並サイズ600円。中・大・ミニサイズあり。「お客様に来て頂かないと利用者の練習にならない。障害者施設とは言え、美味しいものを出さなければ」と高橋理事長。施設内でうどんを打ち、モロヘイヤは秋田の農家から仕入れるなどこだわりも。モロヘイヤうどんは、客の8割以上が注文する人気メニューだ。営業日はHPにも記載。【電話】045・482・5122 【URL】https://yuusuikai.or.jp/
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