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平山医師の医療コラム【3】 ピロリ菌と胃がん ひらやま内科・内視鏡クリニック
「ピロリ菌」をご存知でしょうか。この細菌に感染すると慢性胃炎(ピロリ菌感染胃炎)となり、胃がんに進展する可能性があります。
2013年から保険適用による除菌治療が始まりましたが、除菌をしても胃がんのリスクはゼロになりません。元々ピロリ菌がいない胃とは違うことを理解し、年に1度は胃カメラ検査が必要です。ちなみに除菌後にできた胃がんは除菌前より早期発見が困難になる場合があり、医師の経験が非常に重要です。
なお、ピロリ菌の有無に関係なく胃がんを早期発見するには胃カメラが適しており、バリウム検査だけでは極めて困難です。胃がん以外にも食道がん等を発見することもあるので40歳以降は定期的な胃カメラがお勧めです。
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