意見広告・議会報告
元記者が語る「私のネタ帳」【7】 翻弄される農家 日本共産党 飯田よしき
日本の農家は国の農業政策に翻弄され続けてきました。コメの減反政策はその典型。最近では、TPP参加をめぐり、自民党政権が選挙公約を反故にしたのが記憶に新しいところです。
1991年の牛肉・オレンジの輸入自由化も、全国の農家の反発の中、政府が方針を変更したもの。低価格競争はブランド牛の肉牛農家よりも老廃牛を出荷する乳牛農家の方が熾烈になると予想され、私は福島市郊外の酪農家を取材しました。
その人は毎朝搾りたての牛乳を低温殺菌して宅配。次世代の営農を見据え、付加価値で生き残る戦略です。農政への怒りを話してくれた後、その場で試飲した牛乳の美味しかったこと!私は事業の成功を祈らずにいられませんでした。
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