あざみ野第一小学校で11月29日、鶴見大学の教職員、学生らによる貴重書を用いた出前授業が開かれた。
同小の6年生を対象に2部構成で授業が行われた。1部の「貴重書をみる」では、感染対策のために体育館に9ブースを設置。写本や羊皮紙、巻子本、図書館の貴重書などをブースごとに展示し、児童がすべてを見て回った。実際に触れられるものもあれば、「解体新書」「ターヘル・アナトミア」「御成敗式目」や、5000年前のパピルスなど歴史を感じる貴重な書物も。児童は大学スタッフの説明に耳を傾け、目を輝かせていた。
2部では「和本(粘葉(でっちょう)装(そう))づくり」に挑戦。和紙とつぼ糊を使って丁寧に作業にあたっていた。
授業を終えた児童は「御成敗式目や解体新書が目の前にあり感動した」「日本は災害や戦争もあったけど、たくさん昔のものが残っていることに驚いた」「今の漫画などがあるのは昔の人が土台を作ってくれたおかげだと思う」など様々な感想を述べていた。
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