図書館新設に向けた予算案 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
横浜市の図書館の数は人口20万人に1館で、政令指定都市平均(人口10万人に1館)の半分しかなく、最下位です。1区に1館しかないため、アクセス性も課題があり、例えば青葉区でもお住まいの地域によっては、あざみ野の山内図書館に簡単に行けないという方が多くいらっしゃいます。
私は現状を受け、昨年の議会で山中竹春市長に図書館の新増設を提案。市長からは「今後の図書館の再整備や新増設の在り方について次期中期計画の中で検討してまいります」と答弁があり、昨年12月に策定された新しい中期計画に「まちの魅力づくりに資する新たな図書館づくりが必要」と明記されました。
そして、1月27日に発表された新年度予算案には新たな図書館像を描いた「図書館ビジョン(仮称)」の策定に4500万円が計上されています。いよいよ新たな図書館づくりに向けた、具体的な検討がスタートします。市民生活をより豊かにするために新たな図書館整備を着実に推進していきたいと思います。
横浜市の図書サービスは、市民図書室や地区センター等での図書の貸出も行われてきました。市民図書室は地域のボランティアの方々によって支えられていますが、予算が削減されるなど課題を抱えてきました。「図書館ビジョン(仮称)」策定では、地域の図書サービス全体の発展についても、しっかり議論してもらいたいと思います。
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