青葉区発の新技術 市政報告㉝ ペロブスカイト太陽電池で脱炭素! 横浜市会議員 田中ゆき
ペロブスカイト太陽電池は、桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が発明した青葉区発の新技術です。薄く、軽く、曲げられ、光の弱い屋内でも発電できるなど、優れた特性があり、世界から注目を浴びています。
実証実験スタート!
私は昨年10月の議会にて、ペロブスカイト太陽電池について「広く市民の皆さんに知って頂き、市全体として脱炭素化や新技術開発の機運醸成をはかることが重要」「本市にフィールドを置いて産官学民連携で実用化の取組みに注力すべき」と提言しました。
ついに、今年2月11日、桐蔭学園、東急(株)、東急電鉄(株)、横浜市の4者が連携し、青葉台駅構内で実証実験が行われました。駅という公共空間において一般の方々が身近に感じられる形での実証実験は、日本初の取組みで、まさに産官学民連携による実用化が大いに期待されます。
脱炭素化へ向けて
宮坂氏は著書「大発見の舞台裏で!」にて、「各家庭に、各市町村に、インフラにペロブスカイト太陽電池を設置していく。街全体を分散型発電所にすれば、エネルギー自給率100%も夢ではない」と述べています。山中市長は「本市がペロブスカイト太陽電池の発祥の地として世界に誇れる持続可能な都市モデルを展開できるよう今後も取組む」としています。区民の皆さん、青葉区発の新技術が世界の脱炭素化をリードできるよう、共に実用化へ向けて取組んで参りましょう。
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