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青葉区版 公開:2023年5月4日 エリアトップへ

ズーラシア 初めてのCF(クラウドファンディング)に挑戦 動物福祉向上を目指す

社会

公開:2023年5月4日

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改修後のイメージ=提供
改修後のイメージ=提供

 よこはま動物園ズーラシア=旭区=が展示中のミナミアフリカオットセイの動物福祉向上を目指し、初めてのクラウドファンディングを行っている。

 同園では現在、オス1頭とメス2頭のミナミアフリカオットセイを飼育。展示場は、水量約400tの大きなプールと、浅瀬や岩を模した造りで、豊かな自然環境が再現されているが、日陰がほとんどない状況だ。

 オットセイはヒトの約3倍も眼球が大きく、直射日光で、目の病気が発症しやすい生き物とされる。同園も例外でなく、これまで夏になると、眼が痛んで開けられなくなり、投薬などの対策を繰返してきた。また日陰がないことで、高温になった岩場をオットセイが嫌がって、温度の上昇で水質が悪化した水中にとどまり、目の疾患がひどくなるという悪循環にも陥っているという。

 こうした現状から、日陰の設置と陸場の整備を行い、オットセイの眼の疾患頻度の軽減と、オットセイが思いのままくつろげる場所づくりを実現するため、クラウドファンディングを行う。期限は6月30日(金)までで、目標額は2500万円。返礼は同園の年間パスポートやペンギンの命名権など。詳細は同園HP(ホームページ)から確認を。


 村田浩一園長は「動物園には動物福祉を絶えず向上させる責務があります。超人気者のホッキョクグマの側にいるため、あまり目立たないミナミアフリカオットセイたちですが、温かなご支援をお願いします」と話す。

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