東急百貨店3Fのコモンフィールドで4月22日、大学生・大学院生らによる、たまプラの魅力発見イベント「たまプラ万博」が行われた。
このイベントは東急(株)が主催した実践型まちづくりワークショップ、「DELight(ディライト)プロジェクト」の集大成。参加した14人の学生らは「pal」と「たぬき」の2チームに分かれ、3月からフィールドワークや企画会議を重ね、たまプラの魅力や住民らの活動を伝えられるようなイベントを模索してきた。
palチームは、実際に街を歩き、謎解きをする「100段階段の謎」を開催。街のランドマーク「100段階段」を中心に歩くコースを設定。各所のプレートに刻まれた二次元コードから街にまつわる話を聞くことができる「聴く街のはなし」とリンクするなど工夫も。会場内に白地図を用意し、お気に入りの場所にシールを貼る「推しスポットMAP」も多くの参加があった。
たぬきチームは、すごろく形式でコマを進め、街に関するクイズに答えていくボードゲーム「たまっぷすごろく」を実施=写真。家族で参加した父親は「子どもと遊びながらまちを知り、愛着を持てるイベントですごく良かった」と感想を話した。また、たまプラ近隣の公園や店舗、学校などを説明した写真入りカードも用意され、多くの人が手にしていた。
たぬきチームの根岸薫海さん(24)は会場の賑わいに安心した様子。美しが丘西に以前住んでいたが、ワークショップを経験し、「(街の)表面しか知らなかった」と振り返った。その上で「自分が住んでいた街を支えている人がこんなにたくさんいたこと、情熱を持っていたこと、学生が考え得る課題をすでに認識して動いている人がたくさんいたことを実感した」と話すなど貴重な経験になったようだった。
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