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公開日:2023.07.13

陸上
大玉選手、七種でアジアへ
日本選手権は自己新で銀

  • 日本選手権、自己新で終えた大玉選手=提供

 6月、日本選手権の女子七種競技でベストを大幅に更新し、日本歴代5位の好記録で銀メダルに輝いた大玉華鈴(かりん)選手(日体大SMG横浜所属)。7月14日と15日にはタイのバンコクで開催されるアジア陸上競技選手権大会に日本代表として選出され、出場する。「出場で終わりたくない。日の丸を背負ってメダルを狙っていきたい」と初のアジア選手権に挑む。

 女子七種競技は、100mハードル、走高跳、砲丸投、200m、走幅跳、やり投、800mの7種目を2日間で行い、記録に応じた得点の合計で勝敗を競う混成競技。

 中学生から混成競技を始め、日本体育大学に進学後は1年目にアジアジュニア選手権優勝、日本インカレ3連覇など着実に力を付けてきた。卒業後は、総合型地域スポーツクラブ「日体大SMG横浜」に所属し、トップパートナーの新富士病院グループ(SMG)内の鶴川記念病院(町田市)に勤務する傍ら、競技を続けている。

 冬季練習で基礎からやり直したというウエイトトレーニング。5月の木南道孝記念陸上競技大会では初日の日本最高得点3505点を出すなど競技力も一段と上がった。  「手応えを感じた。本気で優勝を狙える」と自信を持ち、2020年から2位、2位、3位と優勝を逃してきた6月の日本選手権に臨んだ。初日を首位で折り返した2日目。最終種目800mを前に再び首位に立った。5度目の優勝を狙う日本記録保持者の山崎有紀選手を約4秒差以内で抑えれば優勝のところ、約10秒離され、惜しくも優勝を逃した。ただ、これまでのベスト5633点を大幅に更新する5720点の自己新記録を達成し、2位。大玉選手は「悔しい」と話す一方で「自分の強みの競技は前半。後半競技の最終種目を前に、トップに立てたのは大きな収穫」と得られたものの方が大きかったと語った。

チーム大玉で

 大井和也コーチは「チーム大玉で戦えたことも大きい。練習からサポートメンバーが一丸となっていた。その応援が確実に力になるタイプ」と話す。大玉選手も「社会人で続けることは孤独との闘いと言われていたが、大会でみんなの応援が届いていた」。そして、アジア選手権と9月のアジア大会に内定。初めに大井コーチと連絡を取り、喜びを分かち合った。「日の丸を背負うのが夢だった。出場するからにはメダルを狙いたい」とチーム大玉でジュニア大会を除く初の国際大会に挑む。

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