市政報告㊳ 「お悔やみ窓口」の早期設置を! 横浜市会議員 田中ゆき
先日、ご家族を亡くした方から「手続きが沢山で、何をどうしたら良いのか分からず不安」というご相談がありました。これまでも死亡時の手続きや遺品整理等にお困りのお声が少なくなく、ご遺族の立場に立った支援が十分でないと感じています。家族や親族が亡くなると、年金や税金、社会保険等に関する多くの手続きが必要になります。区役所内で手続きを行うにも、対象の手続きごとに窓口が異なり、各窓口で何枚もの申請書に記載をしなければならず、ご遺族の大きな負担となっています。また、亡くなられた方によって、必要な手続きも異なるため、ご遺族に寄り添った支援が必要です。
「お悔やみ窓口」は、死亡に伴う区役所での手続きについて、ご遺族の負担軽減を図るため、亡くなった方やご遺族の状況に応じて必要な手続きを抽出し、申請書作成の補助や関係する課への案内等を行う専用窓口のことです。既に「お悔やみ窓口」を設置している自治体の中には、ワンストップで、60分以内に手続きが完了できるケースもあります。横浜市には、まだ「お悔やみ窓口」がなく、今後、鶴見区と瀬谷区をモデル区役所として試行設置する予定です。市民の皆様の声を反映し、また他都市の好事例も取り入れ、市内全18区への窓口設置を推進して参ります。
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