青葉区内の学童軟式野球チーム「元石川サンダーボルト」に所属する井端巧さん(桐光学園小6年)が、プロ野球横浜DeNAベイスターズのジュニアチームの一員に選ばれた。昨年に続き、2年連続の快挙となる。
ベイスターズジュニアは、12月下旬に行われる「NPB 12球団ジュニアトーナメント 」に参加するために、選考会を経て選ばれた小学5年生・6年生によるメンバー。今年は約680人が選考に参加し、16人が狭き門を突破した。
プロ野球の中日、巨人で、名内野手として活躍した井端弘和さんを父に持つ巧さん。幼いころからテレビでは常に野球が流れ、おもちゃのバットとボールが遊び道具だった。幼稚園の年長から現チームに所属。6年生となった今期は主将を務め、投手と捕手の二刀流で仲間たちをけん引している。
170cm、73kgのがっしりとした体格で、その打棒は注目の的。昨年は練習試合、公式戦合わせて57試合に出場。6割を超える打率を誇り、103打点、38本塁打を記録している。
ベイスターズジュニアには昨年に続いての選出。前回の大会では、チームは2連敗を喫し、自身も無安打という屈辱を味わった。今年はその雪辱に燃えている。
経験も含めてチームからの期待も大きく、主将に任命された。「チームの勝利に貢献できるのが一番うれしい。声とプレーで皆を引っ張り、今年こそ優勝を目指したい」と話す巧さん。将来の夢はプロ野球でタイトルを取ること。「夢は三冠王です」と微笑んだ。
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