青葉消防署は12月12日、人命を救ったとしてたまプラーザ地域ケアプラザ職員の沢口寛子さんに感謝状を贈呈した。
8月1日、主任介護支援専門員である沢口さんが美しが丘の住宅を訪問中に同宅に住む男性(80)が突然、目の前で倒れたという。沢口さんは男性を横たわらせ、呼吸や脈を確認すると心肺停止の状態だった。迅速に119番へ通報し、司令課員の口頭指導の下、胸骨圧迫を継続。救命措置の甲斐もあって消防隊到着時には呼吸と心拍が確認でき、現在男性は社会復帰をしているという。
感謝状を贈呈した瀬上 哲也署長は「一人で対応するのは本当に大変だったと思う。冷静に対処いただき感謝したい」と述べた。定期的に救命講習を受けていたという同施設。沢口さんは「頭が真っ白になったが、救急隊の到着まで命をつなげなければと講習を思い出し、無我夢中だった」と躊躇なく胸骨圧迫ができたという。感謝状には「恐縮です。救命できて良かった」と話した。
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