青葉区で精神障害者の自立支援事業に取り組む社会福祉法人「あおばの実」(山本章理事長=今号人物風土記で紹介)が3月20日で設立1周年を迎える。
青葉区を拠点に活動していたNPO法人の「木の実の会」と「青葉の樹」、「メンタルサポートあおば」が統合して誕生した同法人。現在は「青葉区生活支援センターほっとサロン青葉」や地域活動支援センター(精神障害者地域作業所型)、グループホームなどの運営を行っている。
社会福祉法人へ
前身となった3NPO法人は概ね四半世紀の歴史を持って活動をしていたものの、従来通りの運営方法では財務や人事面での限界を感じていたという。事業の継続にも危機感があり、2017年から統合を模索、ようやく昨年、社会福祉法人の認可を受けたという。
今後はうつ病や統合失調症、てんかん、気分障害などの精神障害者だけでなく、発達障害、引きこもりなどのよろず相談場所として支援をしていく。「仕事や住まい、家族関係など人それぞれ異なる問題を抱えている。精神障害は症状をコントロールする薬はあっても完治は難しい。地域に出てもらうことで地域で支援していける社会に」と山本理事長は話す。
精神面の悩み相談はほっとサロン青葉【電話】045・910・1985。
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