谷本小6年
朝採れたけのこ販売
元気な声響かせ
4月23日
子どもと若者の図書館として、居場所を提供している「たまプラーザ駅徒歩2分図書館」(ぷらに)、「たまプラーザ駅徒歩3分図書館」(ぷらさん)、「あざみ野ガーデンズ徒歩2分図書館」(あざがに)。この3カ所で組織する「横浜市青葉区子どもたち支援/ぷぷあ」(青柳志保代表理事)が、子どもたちの貧困問題に取り組んでいる。夏休みを前に「困っていることがあれば相談を」と呼び掛けている。
子どもだけの居場所
3カ所の私設図書館は「子どもだけでおしゃべりしながら自由に過ごせる場所」がコンセプト。寄贈された漫画などの書籍を自由に無料で読むことができる。対象は原則6歳から25歳まで。保護者の入館はできず、あくまで子どもたちが自由に来て過ごす居場所で、保護者の都合による預け先としては受け入れていない。なお、あざがにのみ、保護者同伴で0歳から未就学児も入館可だ。
コロナ禍で子どもの居場所が減ったことを受けて2021年1月に青柳さんが自ら運営するスタジオ内の一部にぷらにを開所。青柳さんの思いに共感したアトリエ&カフェキズナの飯倉妃美子さんがぷらさん、(株)リードの安生(あんじょう)敏弘さんがあざがにを開き現在に至る。
一方、コロナ禍も落ち着き、子どもの居場所であると同時に、不登校など学校に通えない子どもの利用が増加。関わりを深めていくうちに背後に貧困問題も見えてきたという。そういった状況を受け、貧困支援を中心に行う、ぷぷあを23年3月に設立したという。
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