もえぎ野中学校将棋部Aチームが7月25日に都内で行われる文部科学大臣杯第20回小・中学校将棋団体戦・東日本大会に神奈川県代表として出場する。北海道から静岡県まで32チームが出場する東日本大会で、同部過去最高のベスト4を超え、決勝大会を目指す。
もえぎ野中Aは東日本大会出場をかけ、6月30日に横浜市技能文化会館で行われた県大会の選抜戦に出場。県内の上位16チームで5つの出場枠を争う選抜戦に主将の福永悠斗さん(3年)、副将の高木律さん(同)、三将の檜山理さん(同)の3人が挑んだ。選抜戦はさらに上位8チームのAリーグと下位8チームのBリーグに分けられ、各4チームずつの予選リーグを実施。もえぎ野中Aは、Aリーグ1組を2勝1敗の1位で突破し、同2組1位の栄光学園中Aとの順位決定戦を3対0で下して優勝、堂々の東日本大会出場を決めた。
きょう、開催
7月25日に大手町サンケイプラザ=千代田区=で行われる東日本大会は、上位2チームが西日本大会を突破した2チームと日本一を争う決勝大会に駒を進める。同部の最高成績はベスト4で、「あと1勝」が悲願だが、今回のメンバーは3人とも昨年の東日本大会に出場しており、実績も経験も十分。同部元顧問で、現在は指導員の安部義三さんによると、今年は四段相当1人と三段相当2人という強力なメンバーで、「3人とも落ち着いていて波がない。安定して実力を出せる」と期待をかける。
チームの主将とともに、部長を務める福永さんは「普段は上下関係なく、楽しく将棋を指している」と部内の雰囲気を語ったほか、東日本大会に向けて「ベスト4を超えて決勝大会に進み、自分たちが歴史を作りたい」と力強く抱負。「勝負どころを間違わずに臨みたい」と話していた。
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